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ATR:平均真の値幅

指標が示すことと、示せないこと。

何を測る指標?

ATRは窓を含む価格の値幅を平滑化します。動きの大きさを測るもので、方向や売買判断を示すものではありません。

読み方

TRは高値−安値、高値−前終値の絶対値、安値−前終値の絶対値の最大です。TradingViewの初期設定はRMAによる平滑化です。

TR = max(H − L, |H − Cprev|, |L − Cprev|)

仮の計算例

高値105、安値100、前終値98なら候補は5、7、2でTR=7。これは1本のTRであり、複数の足から平滑化したATRではありません。

使う前の注意点

ATRは価格単位なので価格水準の違う銘柄の単純比較に注意。ATRによる損切り幅も窓発生時の約定価格や損失上限を保証しません。

自分のチャートで確認

銘柄と時間足を固定し、設定値を記録しましょう。変動中の足と確定した足を比較してください。売買の推奨ではありません。

二つのATRをそのまま比較できますか?

ATRは価格単位です。仮の価格100でATR 2なら2%、価格200でATR 2なら1%です。価格による正規化は比較基準を変えますが、方向予測や最大損失の保証にはなりません。期間、平滑化、時間足をそろえ、一つの足のTRと複数の足を平滑化したATRを区別してください。

公式参考資料

TradingView — ATR ↗